アトピー肌にニベア青缶をおすすめしない理由
NHKのためしてガッテンで紹介されてから、ニベアのガッテン塗りが人気ですね。
ニベアの青缶が一時的に品薄になっていました。
ニベアの青缶の成分が超高級クリームと成分が同じで、話題となりました。価格は600円ほどで、半年以上使える量が入っているので、コスパも最高です。
そのニベアの青缶を使ったシンプルなスキンケアがニベアのガッテン塗りと呼ばれる方法です。
ニベア青缶は、アトピー肌にも良いのでしょうか?
私もニベア青缶のガッテン塗りを2カ月ほど試したのでその感想を含めて、紹介したいと思います。
ニベアがアトピー肌にも大丈夫かということですが、
ニベアの主成分は、スクワランやホホバ油、ワセリンやグリセリン、クエン酸などです。
スクワランは、保湿力や新陳代謝の促進、殺菌作用に優れていて、ニキビやアトピー症状の改善にも良いと言われています。
スクワランといえば、HABA ですが、もちろん使ったことがあります。
もう10年くらい前ですが、DHCのオリーブ油が流行った後に使いました。
アトピーのために再度使ったこともありますが、最初はニキビの改善目的に使いました。
私には結果は?でしたが・・・・。ニキビにもアトピーにも可もなく不可もなく・・・という感じでした。
また、ホホバ油には皮脂バランスを整える重要な役割があり、アクネ菌の増殖を抑える作用があります。
さらに、クエン酸には古くなった角質を除去する作用があり、肌トラブルで荒れてしまった皮膚を柔らかくしてくれます。
と、ニベア青缶は成分的にはアトピー肌に良さそうな成分ばかりですが・・・
私が2カ月間 ニベア青缶を試した感想としては、あまりおすすめできないのが正直な感想です。
なんといっても まず濃すぎるような感じがします。
肌に塗るとベタついて、肌表面で膜をつくっているような、皮膚に圧迫感があります。
試したのが夏場だったせいもあるのかもしれませんが、とても重い感じです。
その後、しばらくしてニキビがでたり、少しかゆみも・・・
うっすらと赤い湿疹が・・・・
ちょこっとステロイドを塗って湿疹を抑えつつ使ってみましたが・・・・
どうも私の肌には合わないようで。
ニベアスキンケアを続けていたら、肌の乾燥がひどくなってしまいました。
塗っている間は、油分が多いせいかテカテカベタベタしていますが、肌表面に油分が残っているだけのようで、夜の洗顔の後、何もしないと肌がつっぱりまくりでした。
少しヒリヒリするくらい乾燥していました。
私のお気に入りのATPリピッドゲルや、メトセラクリームは、しばらく使っていると、夜の洗顔後に肌がもちもちになります。
劇的な変化こそありませんが、徐々に、少しずつ、肌が変わっていきます。
ニベアのガッテン塗りの実験(笑)で荒れた肌もメトセラとATPリピッドゲルで元のコンディションに戻せました。
●ATPリピッドゲル
●メトセラクリーム
大人気のニベアのスキンケアですが、今、私のアトピーがでていない状態で、こんな感じだったので、おそらく現在アトピーがでている人には、おすすめできないように思います。
ずっとアトピーが出ていなかったのですが、少しだけ顔にアトピーが出たくらいですから。
季節的に私のアトピー肌が苦手な夏だったからというよりは、スキンケアを変えたせいだと思います。
ニベアをアトピー肌の人が使う場合は、いきなり顔に使うのは避けたほうがよいように思います。
スキンケアがアトピー肌にとっていかに大切か再認識するきっかけにはなりました。
一応、ニベアのガッテン塗りの方法をご紹介しておきますね。
■ ニベア ガッテン塗りの方法 やり方
必要なもの:ニベア青缶
① 洗顔
いつも通りの自分の洗顔法でOKです。
洗顔後は顔を拭かずに、ぬれたままにする。
② ニベア青缶を塗る
水滴がついたままの肌に直接ニベアを塗ります。
量はパール1個分くらいが理想的。
手のひらで良く伸ばして温めてから顔に乗せれば、塗りやすいです。
この簡単なケアを朝晩2回継続していけば、
肌の水分量がグンとアップしてキメが整ってくるということでした。
油分が多すぎるせいか、メイクも崩れてしまいました・・・
超乾燥肌の人にはいいかもしれません。でも、根本的な乾燥肌改善とはいかないように思いました。