Health is Wealth

成人型アトピー完治の記録。主にアトピー、アレルギーについて、実体験からの意見。+美容・健康ネタ。

花粉症が雨の日にひどくなる理由

雨の日は、花粉症が楽なはずですが、なぜか、晴れの日よりひどい日が多く・・・

今日も散々でした。

あまりのかゆさに外出後、顔を洗い、鼻の中も洗いました。

雨で花粉が飛びにくくなるので、ひどくなりにくいはずですが、なぜだろうと思って調べました。

かなり前に、爪もみ健康法の先生が、リンパ球だの顆粒球だの免疫反応のしくみで 雨の日に花粉症がひどくなる理由を説明をしていて、妙に納得したのですが、忘れてしまったので気になりました。

まず、花粉症が雨の日にひどくなる理由は、低気圧が大きく関係しているようです。

低気圧により、リンパ球が増えるそうです。
血液の成分である白血球には、リンパ球と顆粒球(かりゅうきゅう)があります。

顆粒球は大きい細菌に反応し、リンパ球は細かいウィルスなどを免疫反応で処理するものです。

アレルギー症状は免疫反応で起こります。
つまり、リンパ球が多い体質の人はアレルギーが起こりやすいということになります。

ちょうど良いバランスは、顆粒球60%、リンパ球35%だそうです。

ところが、低気圧のときには顆粒球とリンパ球の割合が逆転してしまうことがあるそうです。

つまり、低気圧によりリンパ球が通常よりも増加してしまうことで免疫反応が出やすくなり、アレルギー症状が悪化してしまうということがあるそうです。


もう一つの原因としては、
やはり低気圧が関与しているのですが、気圧がさがると、副交感神経が優位になりやすいそうです。副交感神経に対して、交感神経というのがありますが、交感神経が優位な状態というのは、体が緊張状態にあり、消化は鈍くなり、鼻水などの分泌物は抑えられる傾向にあります。

大げさに言えば、戦闘態勢にある時に、排便したくなっては困りますし、鼻水が垂れてきては集中できません。
緊張している間だけ便意が消えたり、鼻水がとまるのは交感神経が優位になるためです。

一方、副交感神経は、体がリラックスした状態の際に優位になります。消化は亢進し、粘膜からの分泌物は増えます。
副交感神経が優位になると、消化液が分泌されすぎたり、鼻や目、喉の粘膜から分泌物が過剰に分泌されます。
アレルギー疾患を抱える人の多くが副交感神経が興奮しやすい体質の人にあるとも言われているそうです。

気圧が低くなると、副交感神経が優位になりやすいため、花粉症の症状がひどくなるとも言われているそうです。

結局、雨の日も晴れの日も、花粉症には悩まされるということですね・・・