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成人型アトピー完治の記録。主にアトピー、アレルギーについて、実体験からの意見。+美容・健康ネタ。

唯一のアレルギー根治治療【減感作療法】をご存知ですか?

アレルギーには、鼻炎や皮膚炎(アトピー)、咳(喘息)、など出現する症状や部位はいろいろです。 そして、治療法も症状によってさまざま(民間療法は除く)です。 しかし、治療法といっても基本的には薬物治療が主で、それはあくまでも症状を抑えることが目的であって、根本的な治療(根治治療)ではありません。 アレルギーの唯一の根治療法と言われているのが、減感作療法です。 減感作療法は、アレルギーの原因となるものを徐々に体内に入れて、それに対する抵抗力をつけるという方法です。 一般的なやり方は、原因物質を週に1回ずつ皮下注射するものです。非常に薄い濃度からはじめ、その人がアレルギー症状を起こさない最大濃度(維持量)まで続けます。 私の通っていた病院では、2歳からできると言っていました。一回に2種類のアレルゲンを注射しました。 肩に打つのが普通ですが、この注射が非常に痛いため、VVR(血管迷走神経反射)がひどい私は慣れるまで、おしりに打ってもらいました(笑) おしりなら、寝て打てるし、注射を見なくて済むので、そのまま休めるし、2回目からはVVRが起きず、しばらくしてからは肩に打てるようになりました。 初回は緊張と痛みで激しいVVRの症状が出て、気を失いかけました。。。 別の病院では、一回に3種類打ってくれました。 イネ科をうつと腫れまくって、なかなか維持量に達しませんでした。   ⇒減感作療法についてのわかりすい説明があります >>ここをクリック アレルギーというのは、体の外から入ってきた細菌やウイルスを防いだり、体のなかにできたがん細胞を排除するのに不可欠な体内の免疫反応が、本来は排除する必要のないもの(花粉、ダニ、ほこり、食べ物)などに対して過剰に起こることをいいます。 アレルギーの症状を出さないためには、「避ける」か「慣れる」かしかないと言われています。 しかし、避けきるのは難しいですよね。 花粉の時期もいろいろな対策グッズが出ていますが、完全には避けきれず、抗アレルギー剤を服用するなどして、出てしまった症状に対して対処療法でしのいでいます。 でも、私のように症状がひどいと対処療法が効きにくかったり、もっと強い治療(ステロイド服用)をすることになります。食物アレルギーがひどくて、日常生活が送れない人もいます。 テレビ番組の世界仰天ニュースでもアレルギー特集でやっていましが、ピーナッツアレルギーがひどくて、公園でピーナッツを食べた人がいたというだけで、その公園に行ったらアナフィラキシーショックをおこしたりする人がいました。 私のまわりの人の話でも、こどもの食物アレルギーがひどくて、赤ちゃんのとなりで卵かけご飯を食べたら、その湯気に含まれる卵の成分でショックをおこしたり、パン屋に入れない子(小麦アレルギーがひどい)がいたりします。 そういった場合、減感作療法で体をアレルゲンに対して慣らしてしまうのが効果的なようです。 仰天ニュースでも、ひどいピーナッツアレルギーの人は、ピーナッツをごくごく少量ずつ(医師の監督下で)食べて、克服していました。【関連記事】>>ここをクリック

私の娘も卵アレルギーでアナフィラキシーショックを起こしたことがあり、医師の指導のもとで卵を食べさせていました。やはり、卵は多かれ少なかれ幅広く多くの食品に含まれているものなので避けるよりは、慣れるほうが良いと言われて、少しずつでも毎日食べさせるように言われました。
食べることが治療とも言われました。
娘は、あまり抵抗なく食べていたので、クッキーやパン、練り製品から始めて、二歳半には、医師の指導もいらなくなりました。【関連記事】子供のアレルギーについて
減感作療法は、昔から行われている皮下注射以外に舌下にタブレットを入れてやる方法もあります。私がやっていた頃(7年前)は、舌下減感作は、治験段階で東京の数箇所の大病院くらいしかやれず、下手したらプラセボ(擬似薬)群に入れられるかもしれないので 皮下注射にしました。
【関連記事】アトピーに良いと聞いて(知って)実践してみたこと一覧 皮下注射の減感作療法については、これから詳しく紹介していきたいと思います。

次回は、減感作療法のメリットとデメリット

について自分の体験談を交えて詳しく書きます!