にきびがひどかった頃
アトピーの話をずっとしてきましたが、実は、にきびに悩んだ時期もありました。しかも、顔全体が赤い大き目のニキビ(赤にきび)でブツブツになりました。
成人型アトピーを発症する2年前の14歳の時に急激に顔じゅうに出ました。胸や背中、頭皮にも少しでますが、顔や首に最も出ました。 にきびはピークが14歳の時で、その後、20代前半まではポツポツしていました。
20代前半までは皮脂が過剰気味であぶら取り紙を使うと、透き通るほど皮脂がとれていました。それでも、アトピーもでました。
20代後半からは、急激に乾燥肌になり、日中に顔がテカるってことがなくなりました。乾燥しすぎて、痛いくらいの時もありました。
私の肌は水分と皮脂のバランスが不安定な肌なのかもしれないです。 N大病院皮膚科で水分と皮脂のバランスを計測してもらったとき(20代前半)は、少し皮脂が多めの標準値内でしたが。
話を戻して・・・、
14歳までは、肌トラブルがあまりない肌でしたが、突然ニキビ肌となってしまいました。14歳なりにニキビがでているのが嫌で、本を買ってきて読んで勉強して、自分でニキビ改善に取り組みました。 初めて母から化粧水(ニキビ肌用のオルビス)を買ってもらい、その後は、自分でニキビに効きそうなコスメをお年玉やおこずかいを使って買っていました。 この時から、コスメフリークになってのかもしれません。 母の買い物について行っては、コスメコーナーでリサーチしていました(笑)
自分で初めて買った化粧水を覚えています。クロロフィル入りの緑色の化粧水でした。クロロフィルがニキビに良いという謳い文句に惹かれて買いました。 まだ中学生でしたが、ストイックさもその頃からあったようで、本に書いてある通りに、食事を変え(母に頼んで自分だけ豆腐などの油分の少ないメニューにしてもらいました)、お菓子も徹底的にチョコやスナック菓子を我慢し(本当は大好きです。特にチョコが好きです)、洗顔は泡をフワフワに泡立ててしていました。
修学旅行の際に、お風呂で洗顔石鹸を泡立ってまくっている私を見て、友達に感動された(笑)のを覚えています。 「泡立てがうますぎる!!どうしたらそんなになるの?」と、やり方を聞かれました。 中学の頃は、テニス部だったので、汗や皮脂、そして、砂ぼこりにさらされる機会が多く、ニキビに悪影響と知ったので、部活が終わった時と家に帰った時は、まず洗顔(水洗い)をしました。 顔を石鹸で洗いすぎるのも過剰な皮脂分泌を誘引するので、石鹸洗いは朝晩2回にしていました。 あとは、その本に書いてあったラップパックをお風呂でよくやっていました。これが、かなり良かったです。 ラップパックをすると、肌のきめが整い、なんとなくですが、肌がワントーン明るくなりますラップパックはお手軽で効果的なので、今でもこどもをお風呂にいれなくていい日はたまにやっています。 そして、まだDHCがオリーブオイルと化粧水と洗顔石鹸とメイク落としとミネラルパックしか販売しておらず、深夜に美輪 明宏さんが「ぜろいちにーぜろ さんさんさんのきゅうれいろく~」ってCMをしていた頃のDHCを母に頼んで買ってもらった記憶があります。 ニキビ=脂性肌であって、皮脂が過剰なはずなのに、オリーブオイルがニキビに良いと聞いて、すごく驚いた記憶があります。セットで買ってもらったので、人生初のパック(ミネラルパック)も経験しました。 ミネラルパックは、お風呂でやっていましたが、薄緑でスーーッとヒンヤリして気持ちよかったです。まだ、基礎コスメ歴が浅かった私に、DHCはものすごいインパクトを与えてくれました。 社会人になってからもニキビもポツポツしていたので、いろいろなコスメを試しましたので、また後日ご紹介します。 さきほども書きましたが、ニキビに良いものはアトピーには刺激になりやすいので、ニキビコスメを使うとアトピーが悪化して中断したことも多いです。 例えば、ビタミンC誘導体(水溶性)がニキビ良いのは今では良く知られていますが、それを知ったのが10年前で、その頃はまだほとんど知られていなかったので、近くで入手することができず、大学が名古屋だったこともあって、名古屋の美容クリニックに買いに行きました。1万円近くしたので、学生には痛い出費でしたが、アトピーやニキビのこととなると行動力が半端なくなるので、アルバイト代を使って、即購入しました。
すっごく期待して使ったのですが、とにかく肌が乾燥するので、アトピーがひどくなり断念しました。使用感もベタベタして砂糖水を塗ったみたいになるので、あまり好きではありませんでした。 ビタミンC誘導体の効果が魅力的すぎて、懲りずに肌の調子がかなり落ち着いてから産後に使った(トゥーベールのビタミンC誘導体)のですが、やはり乾燥がすすんで刺激が強くて断念しました。 積極的にニキビ撲滅に努めたので、顔じゅうにニキビが出ている状態は14歳~15歳くらいのうちの半年ほどでした。 その後、16歳でアトピーを発症し、二重苦となりました。 K総合病院皮膚科の先生は、ニキビの治療もしてくれました。アクアチムクリームやビタミン剤を処方してくれて、病院に行った日に出ている大きめのニキビは「面皰圧出」(要は、にきびを潰すことです。にきびの芯となる「面皰」を専用の器具で押し出します)してくれました。 ニキビは潰してはいけないというのが常識ですが、医師が適切にニキビの芯を出してくれる場合は、その方が治りが良く、跡になりにくいそうです。 ちなみに、ニキビとアトピーは真逆の関係にあり、アトピーに有効なステロイドはニキビを悪化させるし、ニキビに有効な殺菌成分はアトピーを悪化させてしまいます。 皮脂が多いからニキビがでやすくなり、皮脂が少ないからアトピーになりやすいので、そもそも共存することはあまりないようです。 確かに、アトピーが悪化している時には、ニキビはほとんど出ませんでした。 ニキビが出る時は、アトピーが少し改善している時でした。 K総合病院皮膚科の先生にも、「ニキビがでてるのも嫌だろうけど、アトピーの調子がいいってことだからねっ」って言われたのを覚えています。 どちらの治療を優先するかといえば、アトピーのほうが嫌だったので、両方でている時は、アトピーの治療を優先していました。ニキビが悪化してもいいのでステロイド外用剤を使いました。 私がニキビが出た原因を自分なりに考えると、
思春期のホルモンバランスの乱れ
テニス部で紫外線にさらされすぎた。汗や砂ぼこりもひどかった。 この2つだと思っています。 また、ニキビについても書いていこうと思います。