秋 花粉症 のどの症状に注意
秋の花粉、飛んでますね。
私の鼻ものども的確に反応しています。
でも、歳をおうごとに軽くなっています。
7年ほど前に減感作療法で秋の花粉症にも効くように、ブタクサを打ってもらっていたのが懐かしいくらいです。
今は、ジルテックに、ひどい日はプラスしてオノンかゼスランを飲んで点鼻薬をすれば、快適に過ごせています。もちろん、外に出た直後や、風邪の強い日は、くしゃみがたくさん出ますが、今までの辛さを考えると、余裕です。
7年ほど前のアレルギーのピーク時は、薬をどれだけ飲んでも、眼のかゆみが強すぎて、眼をこすっていました。
たえず出てくる涙と、こすりすぎで目尻が切れて血がでていました。カサブタになっては、涙で乾燥し、しみるためにこすってしまい、目尻が切れて出血を繰り返していました。
アトピーがひどくて眼をこすりすぎて網膜剥離を起こすことがあると聞いたことがありますが、私も網膜剥離になりそう・・・と思うほど強く眼をこすっていました。寝ていると無意識に激しくこすっているようで、朝おきるとシーツに血がうっすらとついていたりして怖くなりました。
ネオメドロールEE(眼用ステロイド)、フルメトロンを点眼し、抗アレルギー剤を2種類と、どうにもならいときは、セレスタミン(軽くステロイドを含む)まで飲んでも、耐えられないかゆさでした。
眼をとりだして洗えないか・・・っていつも考えていました(笑)
もちろん、アイボンや花粉ガード用のめがねもしていましたが、まったくダメでした。
たまりかねて、減感作療法の先生に頼んだら、ブタクサの原液を海外からとりよせてくれました。
秋の花粉症は、ブタクサ(豚草)、ヨモギ、カナムグラなどの雑草やイネ科の花粉が原因となっていて、スギなどの樹木よりも、身近にたくさん生えていて、草の丈もちょうど身長くらいのものが多いので、症状が強く出て、苦しい思いをしている人が多いようです。
春のスギ花粉は、今では春の代名詞のように、連日ニュースやCMで見聞きするので、わかりやすいですが、実は秋の花粉症のほうが症状がきつく、風邪と思いこんで過ごしている人が多いようです。
私の経験では、秋の花粉症は、鼻症状よりも、のどの不快感や眼の不快症状が強いように思います。
のどがかゆいです。ムズムズ、イガイガして、耳の奥のほうまでかゆいです。
花粉症でのどがイガイガしたり、むずむずするので咳もでます。
私が咳喘息になるのは、きまって春か秋です。
今も、のどはイガイガ、ムズムズしています。咳も頻繁に出ます。風邪のように喉が痛いというよりは、ガザガザしているような、イガイガしているような、呼吸をすると空気が通るときにざわ~っとかゆくて咳が出るという感じでしょうか。うまく言葉に表せませんが・・。
息子(5歳)も、最近、咳ばかりしています。鼻もズルズルしています。
風邪ではなくて、花粉症のためだと思います。
息子は、シングレアとアレロックを飲んでいます。
アレロックが肌のかゆみによく効くそうです。小児科の先生が言っていました。
息子は、花粉が飛び始めると、首から上がむずがゆいらしく、よく掻いています。アトピーのように湿疹があるわけではないですが、本人に聞くと「むずむずするんだもん」と言っています。
ここ数日は、私は花粉症のほうは落ち着いています。冷え込みがきつくなると、私の秋の花粉症は軽くなっていきます。咳や喉の違和感も減りました。
しかし、息子の咳は冷え込みがきつくなってくると、それはそれでよく咳こむようになります。
外に出て、冷気を吸い込んだ瞬間にむせたりしています。
秋は寒暖差もあり、気管支を刺激しやすいと小児科や耳鼻科の先生がいっていました。
さらに、秋の花粉症で咳がでやすくなるそうです。
花粉症の人にとって、秋も過ごしにくい季節ですね。
風邪がいつまでも治らない!と思っている方は花粉症のほうを疑ってみるとよいかもしれません。
抗アレルギー剤を飲んだら、症状がスッと消えたということもあるかもしれません。
私が、まだ花粉症で咳がでることを知らず、原因不明の咳に困って、病院を転々としたことがありました。どこへいっても、咳止め、うがい薬、トローチ、総合感冒薬、追加で抗生剤といった処方ばかりで、何をしても一向に改善せず、疲れ果てていたところで、呼吸器専門の先生に診てもらい、試しに抗アレルギー剤1錠/1日を処方され、1ヶ月続いた激しい咳がすっと治まったことがあります。
長引くのどの不快感を風邪と決めつけずに秋の花粉症を疑ってみるとよいかもしれません。