Health is Wealth

成人型アトピー完治の記録。主にアトピー、アレルギーについて、実体験からの意見。+美容・健康ネタ。

花粉症の注射の安全性

花粉症の時期に入りましたね

私も少し花粉症がでています。
海外から買ったジルテックを飲んでいます。
安いし、1か月以上飲んでいますが、特に異常はありません。


ジルテック10mg

花粉症に効く注射・・・一時期はやりましたね

1回打てば、ワンシーズン大丈夫みたいです。

会社の上司も打っていました。
毎年、ひどいらしく 一度打ったら、効果がありすぎてやめられない!とか言ってました。

あれは、ステロイドの筋肉注射です。
アレルギー症状へのステロイドは、できる限り 塗り薬での使用にとどめるべきだと思います。

とはいえ、私もステロイドの注射を打ったことはあります。
じんましんが全身にでて、何をしても治まらないときに、打たれました。もちろん、説明はありました。

ステロイドの注射で、じんましんはあっという間にひきました。
全身にでていても、すーっと半日もあれば効きます。

花粉症のステロイド注射は、 一回注射をすると3~4週間効果が持続して、鼻炎・結膜炎・喘息症状が全く無くなります。

注射の内容(薬品名)を尋ねても、医師が説明しないことも多いので気を付けてください。

「特別に作った薬なので教えられない」とか、外国から輸入した薬だ、等々の返事で明確な回答がない場合は、ステロイドだと思われます。隠すということは、やはりやましいとしか思えません。
むしろ、きちんと説明すべきことだと思います。

薬(ステロイド)の製品名はケナコルトA、デポメドロールが多いそうです。

保険がきかないというケースも多く、高額(1~2万円所も)の医療費を請求されることもあります。
保険が効かないということも打つべきではないということだと思います。本来は、保険を使ってこれらのステロイド注射をしたとしても健康保険の料金は初診料を含めても3000~4000円程度ですみます。
花粉症という病気に対して、ステロイドの注射は認められていないから自費扱いになるということです。
薬には副作用があります。しかし、その副作用の可能性よりも病気を治療することのメリットのほうが高い場合に、副作用がでやすい薬も選択肢となります。

塗るステロイドと注射のステロイドでは体への影響が違いすぎます。
安易に花粉症に使う薬ではないと思います。

ステロイド薬は1回注射すると、注射部位からステロイドがゆっくり継続して体内へ放出され、
3~4週間連続作用し続けるので鼻炎症状が長期間抑えられる仕組みになっているそうです。

問題は一度注射を打つと、体の外に取り除くことができないので、副作用がでた場合に手のうちようがなくなるそうです。

ちなみに、ステロイドの副作用には、糖尿病誘発、感染抵抗力低下、肥満、高血圧、骨粗しょう症などがあります。

花粉症には使うべきではないと思います。

もう一つ、花粉症に効く注射として、プラセンタ注射があります。
肝臓病や更年期障害は保険適用での治療薬として使いますが、薬事法適用外となったため美容にも使われるようにもなりました。

これも 私は怖くてやったことがありません。
抗炎症作用や抗アレルギー作用もあり、アトピーにも有効らしいですが、この注射だけはやりませんでした。

やはり、プラセンタ注射はヒトの胎盤を原料としているため、今までに感染症の報告はないとはいえ、100%安全とは言えないそうです。

そして、2006年から、プラセンタ注射経験者は献血禁止とされています。安全とは言い切れない証拠だと思います。
BSE狂牛病)と関連があると言われる変異性クロイツフェルトヤコブ病の感染防止対策の一環とも言われています。

プラセンタ注射は、ステロイド注射に比べて、効果を持続させるために定期的に注射を打たなければならず、通院も負担になるかと思います。
費用の面でも、自費扱いなので、トータル2~7万かかるといわれています。


花粉症の注射として、唯一安全なのは、時間はかかりますが、減感作療法だと思います。
ステロイドの注射や、プラセンタ注射は、リスクをしっかりと把握してから打つか打たないか決めるべきだと思います。

花粉症の症状もひどくなると、もう何も手につかないし、睡眠も満足にとれず、空気を吸うのが嫌になりますので、即効性のある注射をしたくなるものわかりますが、まずは、鼻のレーザー治療や飲み薬やマスク、メガネなどでしのいだほうが良いと思います。