アトピーにワセリンラップが効果的!?
アトピーにワセリンラップは効果的か?
ワセリンはご存知ですか? アトピーで病院に行くと、とりあえずワセリンをもらっていた記憶があります。(【送料無料・北海道・沖縄除く】白色ワセリン HGワセリン 500g)
ワセリンよりは使いやすくべたつかないのがヒルドイドですね とにかくワセリンは、無味無臭で無色透明で無害な保湿剤です。とにかくベタベタ、テカテカしています(笑)
管理人は、唇のアトピーがひどくて困っていた時期がありました。その際もワセリンを塗っていたのですが、市販の口紅はかぶれるため、自作の口紅を塗っていました。その基材もワセリンです。唇の色が悪いので何も塗らないと体調不良に見えてしまうんです。どうしても唇に色味がほしくて、でも、市販の口紅はことごとくかぶれます。塗って数時間で水泡がポツポツと・・。あわないシアバター配合の場合はもっと悲惨で、唇が腫れて痛くなっていました。手作りグロスの評判がとてもよくて、いつもテカテカプルプルの唇をしていたのですが、よくどこのグロスか聞かれました(笑) 手作りグロスの作り方はこちら>>
ちょっと話がそれましたが、何が言いたいかというと、ワセリンはものすごくデリケートな状態の唇に塗っても荒れることがないほど安定して害のない保湿剤だということです。
ワセリンラップとは?
そんな安定した保湿剤のワセリンを使って、ワセリンラップをするとひどい乾燥でアトピーがでているような肌が回復するらしいです。
では、ワセリンラップのやり方をご説明します。
保湿したい場所にワセリンを塗ってその上からラップで保護して終了。
ラップは一日一回取りかえる、がルールです。
ラップから浸出液がでてくることもありますが、放置してOKだそうです。
要は湿潤療法ですね。
だから、ワセリンラップも効果があると思います。
湿潤療法をしたくても、アトピーのように広範囲に湿疹がでていると、そんなサイズの傷パワーパッドはないし、なによりコスト面でも負担が大きいです。
だから、ワセリンラップであれば広範囲を一気に湿潤療法できるのでいいですね。
ワセリンラップの問題点
ワセリンラップはアトピーに効果的だとは思いますが、いくつか管理人の視点で気になることがあります。
湿潤療法もそうですが、あわない時があります。管理人もしょっちゅう湿潤療法をしては、強烈なかゆみに襲われて断念したことがあります。(関連記事)
蒸らす際に雑菌が繁殖するのか、自家感作性皮膚炎になるおそれがあります。
じゅくじゅくの傷口は黄色い浸出液がでてきますが、そういった浸出液と蒸れでますます湿疹が広がるおそれがあります。
自家感作性皮膚炎とは
自家感作性皮膚炎とは身体の一部にジクジクした強い皮膚炎ができた後、しばらくして他の部分にまで細かい丘疹(散布疹)が生じる皮膚の病気です。湿 疹やかぶれ、やけどなどを治療せずに放置していたり、間違った治療法によりこじらせたりすることで、他の部分までかゆみや皮疹が生じます。そのかゆみは夜 も眠れないほど強くなる場合もあります。 http://www.skincare-univ.com/article/003675/
こうなってしまっては、治すのがますます大変になります。
ワセリンラップの良い面、悪い面を理解したうえでやってみたほうがいいと思います。